休日配信・【2022年冬】冬だ加湿器どうしよう?勝手に色々考える。
加湿器でお悩みですか?確かに毎年冬になると悩まされますよね。今年は久々に自由に外出できる冬を迎えられそうで楽しみではあるんですが、外は乾燥・会社も乾燥・家でも…こんな状況はちょっと嫌ですね…せめて家の中だけでもと思うのですが、家の加湿器きちんと選べていますか?間違わない加湿器選びのために少しだけご案内です。
加湿器の選び方は?
あなたは何が重要ですか?加湿器選び。自信を持って「大丈夫!」って言えます?
加湿器の選ぶポイントで一番大事なのは、「広さへの適応」です。例えば8畳の部屋で6畳用の加湿器ではスペック不足で能力が足りないご理解いただけると思います。
少し寄り道:
そもそも乾燥とは、空気が冷えることにより空気中に溶け込める水分量が減りってしまい、そのぶん溢れた水分が結露となって現れる現象です。冷たい空気には水分が溶け込めないんですね。夏の「モワッ」っとした空気には水分が多量に含んでいるので「モワッ」ってなるわけです。
寄り道のおかげで理解していただけたかもしれませんが、容量(部屋の広さ)に対応した加湿器が用意できないと、室内の湿度を上げることが難しいのと、ある程度の温度に室温を上げないと結露になってしまい効果が薄れてしまします。
適切な加湿器。
加湿器の加湿方式は大きく分けると4つに分かれます。
- 超音波式
- スチーム式
- ハイブリッド式
- 気化式
超音波方式。
超音波発生器を利用し水を振動ミスト化させ、加湿を行います。電気使用量は0.5円/H~1.0円/H程度でしょう。
1日8時間30日利用で 120円~240円。
メリット
機構としては難しい(高価な)構造でないのと、熱を発生する部品がないため、小型のものやデザイン性の高い製品が多く見られ駆動時も静かな事も特徴です。利用の電気代も安く、アロマを利用した製品などもあるようです。製品は安めな設定で購入しやすいです。
デメリット
熱で水を気化させるわけではないので、水の粒子は大きいです。加湿状況が目で見えるのも特徴で、利用状況により室内が濡れる可能性もあります。デザイン性が高いものや、格安の製品だと丁寧な掃除が難しく、雑菌の繁殖を抑えることが難しい製品でもあります。湿度センサーによるコントロールまで考えた製品は少なく、加湿を始めたら人の手が加わらない限り止まりません。過剰加湿になる可能性もあります。ごくまれにではありますが、水道水の利用で加湿によるカルキの模様が室内に発生する場合があります。
スチーム式。
やかんでお湯を沸かすのと同じイメージと思ってください。ヒーターを利用して加熱、蒸発した水蒸気を使って過失を行います。電気代は加湿器の中では一番高く、製品のワット数などにもよりますが10円/Hの可能性もあります。
1日8時間30日利用で 2.400円。
メリット
加湿能力は、ぴか一です。加熱処理のおかげで、雑菌繁殖を止めることが可能です。(常に加熱処理しているイメージ)熱源のおかげで若干ではありますが室内温度を上げる事も可能です。
デメリット
とにかく目立つのは運転代が高いです。また、熱源(ヒーター)があるため、製品としての危険度は高くなります。倒せばお湯がまき散らされるイメージですね。小さいお子様がいらっしゃるご家庭は注意が必要です。お湯を沸かす動きに似ているので、電源ON=即座に加湿…と言うわけにはいきません。
気化式。
フィルターに水分を持たせ、フィルターに風を送ることにより加湿を行います。簡単に話をすると、濡れたタオルを吊って扇風機を当てて加湿を行うようなイメージです。電気代は、0.2円/H~0.5円/Hと一番安くなります。
1日8時間30日利用で 48円/月~120円程度です。
メリット
フィルターにもよりますが、基本的に粒子が細かい加湿が望めます。フィルター交換と言う作業により雑菌の対応も可能です。(フィルターの清掃も可能です。)熱を使わないためお子さんの安全も確保されます。湿度を管理する機能も優秀で管理しやすい機構であることもメリットです(窓ガラスの結露を抑えられます)。対応の広さが広いのも特徴です。
デメリット
ファンを回す機構があるため、常にモーター音があるのはデメリットでしょう。フィルターの清掃をデメリットと考えられる方もいるでしょう。
ハイブリッド式。
気化式のファンから出る風が温風である方式が、ハイブリッド式です。電気代は、4円/H程度になるでしょう。
1日8時間30日利用で 960円/月。
メリット
気化式のパワフル加湿器と言うイメージです。加湿能力も高く、フィルターのおかげで雑菌の繁殖も抑えられます。
デメリット
本体価格は全体的に高いかもしれません。電気代もスチーム式の次に高くこれからの技術なのかもしれません。
実際のオススメは。
わたしは気化式の加湿器をお勧めします。理由として、電気代を気にせず24時間つけておける。熱源がないので安全。(大人でもスチーム式は倒せば火傷します。)加湿フィルターの物理交換が可能。加湿の管理機能も高レベルで利用しやすいです。
旧モデルをターゲットに。
趣味の延長線上や美容に関するもの以外は、旧モデルの選択がありだと思っています。理由は、必要ではあるがそれほど関心がない分野である。レビューがしっかりしている。価格が安くなっている。
趣味の範囲の製品は、「物足りなさが生まれる。」美容に関する製品は「後悔が生まれる」これも理由の一つでしょう。
勝手な購入・利用コスト見積り。
条件:
- 6畳以上の対応で考える。
- 1日の利用は8時間。
- 利用期間11月~3月までの5ヵ月間とする。
- これを5シーズン利用する。
運転方式 | 本体価格 | 5カ月利用費 | 年間必要費 | 5年分 | 備考 |
超音波 | 6.000円程度~ | 1.200円 | 6.000円 | 36.000円 | 毎年買い替え |
スチーム | 8.000円程度~ | 12.000円 | 0円 | 68.000円 | 10年で部品交換あり |
気化 | 15.000円程度~ | 600円 | 0円 | 20.000円 | 10年で部品交換あり |
ハイブリッド | 13.000円程度~ | 4.800円 | 0円 | 37.000円 | 10年で部品交換あり |
おすすめ1
おすすめ2
おすすめ3
まとめ。
ここ数年、「秋が短く」すぐ冬になりませんか?最新の機種を選ぶなら違うかもしれませんが、旧モデルを選ぶなら、チャンスは「欲しい時」でしょう。今回は4つの加湿方式の加湿器をご案内しましたが、やはりオススメは「気化式」ですね。更に昨年の旧モデルをお考えいただけるのであれば安く購入できるでしょう。運転費用も安く一番不安な衛生面もフィルターの物理交換で対応も可能な製品も多いです。やっぱり内部の清掃は面倒だし難しいですもんね。気化式の加湿器で大手メーカーの製品は+αが付いていることも多く、「ナノイイ」や「プラズマクラスター」などの誰もが民身にしたことのある機能が追加されることも多いです。旧モデルの購入で3.000円~5.000円安く購入することも可能でしょう。