【一発回答】SS400(一般構造用圧延鋼材)の標準板厚・定尺サイズ早見表
設計や見積もりで「手配しやすい標準規格」をひと目で確認できる早見表です。
SS400の標準板厚(厚み)一覧
SS400は熱間圧延(HOT材)のため、薄板領域(1.6tや2.0tなど)は流通が少なく、一般的には1.6t〜3.2t未満はSPCC(冷間圧延/COLD材)やSPHC(熱間圧延軟鋼)が使われます。SS400としては3.2t以上からが本格的な流通ゾーンです。
| 板厚 t (mm) | 流通度(手配のしやすさ) | 区分 | 備考・設計ポイント |
| (1.6) | △(少ない) | 薄板 | 一般的にはSPCCやSPHCを指定するゾーン |
| (2.3) | △(少ない) | 薄板 | SPHCで代替することが多い |
| 3.2 | ◎(超定番) | 薄板/中厚板 | SS400の最小・超定番ライン |
| 4.5 | ◎(超定番) | 中厚板 | 機械架台やブラケットで多用 |
| 6.0 | ◎(超定番) | 中厚板 | 構造物のベース・フレーム材 |
| 9.0 | ◎(超定番) | 厚板 | 8.0tではなく「9.0t」が標準規格 |
| 12.0 | ◎(超定番) | 厚板 | 10.0tではなく「12.0t」が標準規格 |
| 16.0 | ◎(超定番) | 厚板 | 15.0tではなく「16.0t」が標準規格 |
| 19.0 | ○(標準) | 厚板 | 大型架台・ベースプレート |
| 22.0 | ○(標準) | 厚板 | – |
| 25.0 | ○(標準) | 厚板 | – |
⚠️ 設計の罠(注意点)
図面で「5.0t」「8.0t」「10.0t」「15.0t」などの切りの良い数字を指定すると、特注板厚(あるいはフライス削り出し)となり、コストと納期が大幅に跳ね上がります。
必ず「4.5t」「6.0t」「9.0t」「12.0t」「16.0t」の標準規格を選びましょう。
📐 SS400の定尺(幅×長さ)サイズ一覧
鋼板を購入する際の原板サイズ(定尺)です。歩留まり(材料の無駄を出さない設計)を考慮する際に参照してください。
| 呼び名 | 通称 | 幅 × 長さ (mm) | 主な板厚ゾーン |
| サブロク | 3×6(さんろく) | 914 × 1,829 | 3.2t〜6.0t 程度 |
| シハチ | 4×8(しはち) | 1,219 × 2,438 | 3.2t〜16.0t 以上(最も一般的) |
| ゴトウ | 5×10(ごっとう) | 1,524 × 3,048 | 4.5t以上の大型板 |
※ゴトウは、大型の加工機が必要のため、どこでも加工できるとは限りません